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競歩の話題・歴史など書きました
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 先週の投稿でフォームについて書いた。
いろいろ反響もあって興味深い内容となった。


 そもそも競歩とはどのように位置付けるべきなのかを考えてみると、
以前のテレビ中継や書籍で「競歩は陸上の基本である」と
述べられている。

 その辺を書いてみたい。
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 今年の冬は暖冬と呼ばれるほど暖かい。
例えば東京は今日現在、いまだに初雪がないという。
これは観測史上初とのこと。

 寒さが収まっている分、練習の方は各選手順調だろうか。
それでも、朝は十分寒いと思われる。
私が学生時代は夏でも冬でも、ロングは朝早くスタートしていた。
朝7時スタートということもしばしば。

 むしろ冬は早くスタートして、気温が上がる昼ゴールが望ましいと思われる。
社会人選手はあるていど限られてしまうが、
土日の練習は暖かい内に終わらせる方が良いであろう。

 冬から春にかけて寒さよりも、花粉症の方が厳しい。
外で練習する以上、どんな対策をとっても
なってしまうものはなってしまう。
すでに目が痒い状態が始まっている。
かつては輪島大会の前日にぶり返したことも。

 
 今年の輪島大会は競技種目に変更が出るとのこと。
男子20kmが3月の根上で実施されるにあたり
輪島では実施されない。
代わりにマスターズの部10km、5kmが行なわれることとなった。
シニア選手の活躍に期待したい。
そして正しいフォームで歩いていただきたい。

 今月の陸マガで、昨年公認が更新された競技場、道路コースの一覧が載っていた。
その中に、「長居公園(50km歩)」が新設されていた。
これこそ、大阪世界陸上の競歩コースであろう。

 距離が1周2kmとあった。
長居公園内のどこの箇所であろうか。
実は長居競技場では、2001年に東アジア大会が開催されている。
その際も、男女20km競歩は競技場スタート公園内周回だった。
この時のコースは1周2.8km。今回はどのようなコースなのかは
現在のところ、把握できていない。
 
 東アジア大会のときは、コースは僅か6周しかしていない。
一定ポイントで待つ身としては長かった。

 ちなみに、1991年東京世界陸上の競歩コースは
1周2.6kmだった。競技場を出て日本青年館、秩父宮ラグビー場、
青山一丁目通り、銀杏並木、絵画館、の横を通るアップダウンのあるコースだった。
長居公園はほぼフラットであるため、
スピーディーな展開となるかもしれない。

 いずれにしろ、会場の準備は整った。
5月6日(日)日本選手権男子20km競歩がプレ大会として
このコースで行なわれる。


 なお、このブログのトップ画像の一部は
2001年東アジア大会の写真である。


 以前にも競技にとっての中継の重要性を書いているが、
今回はまた別の視点で書いてみたい。

 新年早々、大きな駅伝レースが4つも行なわれた。
元旦の実業団駅伝、箱根駅伝、大学女子駅伝、今日の都道府県女子駅伝。

 前にちらっと聞いたことがあるのが、野球中継はスルーしても
こういった駅伝やマラソンは、なんとなく見入ってしまうこと。
確かに、陸上の放送はマラソンや駅伝、その他に日本選手権など
数える程度しかない。しかしある意味珍しさから
多くの視聴者を引き寄せる魅力が十分ということでないか。

 子供たちが、砲丸やハンマー投げの選手の真似(声を出す)が
できるのはそういったテレビの効果がどこかしら残っているからである。

 さて、競歩のイメージは腰振るスポーツとしてしかイメージされていない。
でも実際には、選手は一切腰は振っていない。
そんな本当のイメージ確立のため、今夏の世界陸上の中継には期待している。
すでに、男女3種目の生中継が確定している。
91年東京大会を最後に、実に16年間、日本での完全生中継はない。

 もちろん、イメージアップに不可欠なのは日本選手の活躍である。
91年東京大会では今村選手の入賞で、だいぶ競歩も注目された。
将来の世界陸上、オリンピックさらには日本選手権の
生中継獲得を目指して選手、裏方、我々の努力は進む。

 この時期トラック・フィールド種目は
冬季練習が本格化という時期に入ってくる。

 長距離・競歩はロードシーズン真っ盛り。
それでも冬季練習が存在することには変わりない。

 私は冬と夏では冬の練習が嫌いだった。
とにかく、寒くて体が動かない、それでもかつては朝早く起きて
氷点下に近い中で練習することもしばしば。

 夏と違って水をかぶったりできず、気持ちの切り替えも難しい。
私は思うに、夏より冬の方が冷えてる体を暖めて尚且つ
体を動かすことから、エネルギーの消費は多いのではと思う。

 かつての記憶では、夏も冬も給水の量は変わらなかった。
それほど、寒くても補給の量は多くないと続かない。

 しかし、私は春先にいい思い出が無い。
寒い冬を乗り越えても、疲労の分、春のレースでは碌な結果を残せてない。
むしろ夏季練を乗り越えて涼しくなったときの方が、結果がいい。
その流れで1月のレースでも、良い結果が多かった。


 来年1月の日本選手権(神戸)では男子20kmが実施されないため
元旦競歩以降はほぼ冬季練に集中することになる。
女子20km勢はほぼ神戸で決まる可能性が高いため、
代表候補は十分な調整も可能となる。
男女とも世界陸上に向けての準備がスタートしている。

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プロフィール
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rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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