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競歩の話題・歴史など書きました
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 佐賀インターハイ、陸上競技は8/2~6まで行われている。
競歩種目は女子が2日に予選3日に決勝、男子は3日に予選4日に決勝が行われた。

 インカレや実業団と違って、予選決勝が行われるのがインターハイ。
選手には2本歩ける力が求められることになる。

 レースの方は女子は山本知佳選手(高知・山田)が好タイムで優勝。
男子は足沢徳人選手(青森・青森山田)が優勝。

 インターハイに導入されて7回目となるが
暑さと2本歩くせいか、男子の水準はあまり高くなかった。
彼らがこれから競技を続けていくのか興味あるが
選手層も厚くなってきた現在。
切磋琢磨して日本代表を目指してほしいものだ。

 
 さて、来週再来週は世界陸上直前情報として
男女3種目の見どころを紹介します。
3回に分ける予定で考えておりましたが、
3週間後は男子20km当日のため
来週男女20km、再来週男子50kmを書きたいと思います。
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 2日の陸連総会にて、8月の大阪世界陸上代表選手73名が決定しました。
競歩は以下の9名となります(敬称略)。


男子20km
森岡 紘一朗(順天堂大)
谷井 孝行(佐川急便)
杉本 明洋(綜合警備保障)

男子50km
山崎 勇喜(長谷川体育施設)
明石 顕(綜合警備保障)
谷内 雄亮(佐川急便)

女子20km
渕瀬 真寿美(龍谷大)
坂倉 良子(登利平AC)
川崎 真裕美(海老沢製作所)



男子20kmは前回ヘルシンキ大会と同じメンバー、
3人いるので、最低一人は先頭でで積極的にレースをする姿勢がほしいところ。
各選手とも前回よりレベルアップした姿を期待します。

男子50kmは前回8位の山崎選手にはそれ以上の成績を期待、
同じく前回と2大会連続となる明石選手には経験を活かした粘り強い歩きを、そして初出場となる谷内選手は学生時代から、あまり目立った選手では
なかったが、努力の結果代表を掴みました。
3種目の中でもっとも有望視されている50kmです。

女子20kmは今シーズンだけで4人がA標準記録を突破、
1月の神戸で渕瀬選手が日本記録をマークし、
そのとき4位だった川崎選手が3月に日本記録を奪い返しました。
そして坂倉選手はただ一人3回目の代表。
男子と比べ入賞経験の無い女子ですが、30分突破が2レース続いているので、
この流れを本番に続けてもらえればチャンスあり。


 本番まで2ヶ月を切りました。
引き続き世界陸上に関する情報を皆様にはお伝えしてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。


 今日まで長居陸上競技場では、トラックフィールド種目の
日本選手権が行なわれた。
A標準を切って日本選手権優勝者は自動的に代表入りとな。

 世界陸上は開催国とあって、ほぼフルエントリーとなるだろう。
この大阪大会から、1種目2人以上出場する場合の条件が緩和された。

 これまで、1人出場する場合はB標準でもOK、
2人出場する場合はAA、3人出場する場合はAAAであったのが
2人AB、3人AABと日本のインカレとまったく同じとなった。
また、開催国枠として各種目1名が可能でリレー種目の兼ね合いから
B標準突破者がいない場合でも、出場する種目もあるだろう。


 競歩に限っては、男子50kmは先日の日本選手権上位3人が
すでにA標準を突破しているため、問題ないであろう。
女子20kmは今シーズンだけでも4人がA標準を突破しており
誰かが落ちることになる。
問題は男子20km。A標準は2人が切っており、この2人は代表入りであろう。
3人目については5月の日本選手権の結果が思わしくなかったため、
代表がどうなるかはわからない。

 明日の陸連理事会で全代表が決まる。
どのようなメンバーとなるのか、楽しみである。


 そして、先週の6月25日(日)には、競歩代表候補メンバーが
今年もサロマ湖100kmウルトラマラソンに競歩で出場した。
最近は、6月の段階からのメキシコ、スペインといった海外合宿は
なくなったようで、強化の一貫として強制参加しているようだ。
今年は女子選手も50kmの部へ出場した。

 ちなみに男子100km競歩8時間38分、女子50km競歩4時間34分という
公認の世界記録が存在する。もちろんヨーロッパの国際大会で出されたものだ。

 6月8日~10日の3日間、国立競技場で日本学生が行なわれた。
競歩種目は最終日の今日、女子10000m朝9時、男子10000m14時15分スタート。
女子のときは曇り空だったが、男子スタート前は土砂降りの大雨で
待ってる間は大変な思いをした。
男子スタート時には雨も上がり、晴れ間が広がってきた。


【女子10000mW】
 優勝候補は20kmで初の1時間30分を突破した
3連覇を狙う竜谷大の渕瀬選手。
そして、関東インカレを制した日女体大の大利選手。
スタートから渕瀬選手が前へ出る。
1000mを4分28秒の早いペースで通過、
そこから渕瀬選手が徐々に引き離しにかかる。

 次の1000mを4分20秒に上がった時には
日本記録(44分29秒)を更新する勢いを感じた。
大利選手も5m差で粘っていたが、そのあとずるずると後退。

 そこから離れた3位争いも袴田選手(国士舘)、沢田選手(びわこスポーツ)の競り合い。
澤田選手が引き離して、3位確定と思われた矢先、残り3周で失格。
袴田選手がこちらも2つマークがつきながらも、何とかゴールした。

 渕瀬選手はその後、4分30秒前後のペースとなり日本記録はならなかったが
日本学生新記録で3連覇を飾った。

 後傾気味で膝が高く出てしまうフォーム、今のままでは膝が甘くなる印象だったが
もうちょっと前傾になって、膝が前へ出るようになれば、まだまだ伸びる選手だ。


【男子10000mW】
 雨の影響で15分遅れてのスタート。
こちらも世界陸上代表に内定した森岡選手(順大)の3連覇はほぼ濃厚。
森岡選手はこちらの期待に応えて?か
スタート直後から記録を狙って飛び出した。

 大会記録(39分59秒)そして日本記録(39分27秒)も視野に入れて
いい感じでスタートした。最初の1000mを3分57秒、
5000Mも19分台で通過して記録も十分狙えるペース。

 後ろの2位3位はほぼ確定、その後ろの4位争いの集団は
スタート15分であっさり一人失格、そのあと松尾選手(明治)らが
追いつき混戦になった。

 森岡選手はその後4分台のペースに落ち、日本記録も大会記録も
難しい状況となった。独歩での優勝となったが記録は残念だった。

 
 男女とも世界陸上代表選手が優勝を飾ったが
彼らに意地でも付く選手が少なく、競り合いの点では物足りなかった。
ほぼ学生陣が中心となっている日本競歩界、
今後が楽しみな選手がこれからも出てくるだろう

 18日金曜日、関東インカレの男子1部校2部校が行なわれた。
仕事の都合で観戦はできなかった。

 結果は予想通り順大の森岡選手が優勝。
タイムも40分39秒と東洋の松崎選手以来の40分台となった。
10年前は池島選手と藤野原選手が競り合って40分台がよく出ていた。
最近は審判との戦いもあるが、全体的にレベルダウンしていた。
今年は入賞タイムも43分台となり、高レベルのかつての勢いを取り戻しつつある。

 関東と他地域との違いはその人数にある。
女子17名、男子1部25名、2部19名。
驚いたのが2部がこの人数である。
以前は参加者自体が8人に満たない時代もあったが、
1部校に匹敵する人数となった。
それだけ間口が広いことをあらわす。

 
 関東インカレが終わってすぐ、日本インカレは6月8日~10日国立競技場で行なわれる。
おそらく競歩は最終日の昼間になるであろう。

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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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