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競歩の話題・歴史など書きました
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 6月8日~10日の3日間、国立競技場で日本学生が行なわれた。
競歩種目は最終日の今日、女子10000m朝9時、男子10000m14時15分スタート。
女子のときは曇り空だったが、男子スタート前は土砂降りの大雨で
待ってる間は大変な思いをした。
男子スタート時には雨も上がり、晴れ間が広がってきた。


【女子10000mW】
 優勝候補は20kmで初の1時間30分を突破した
3連覇を狙う竜谷大の渕瀬選手。
そして、関東インカレを制した日女体大の大利選手。
スタートから渕瀬選手が前へ出る。
1000mを4分28秒の早いペースで通過、
そこから渕瀬選手が徐々に引き離しにかかる。

 次の1000mを4分20秒に上がった時には
日本記録(44分29秒)を更新する勢いを感じた。
大利選手も5m差で粘っていたが、そのあとずるずると後退。

 そこから離れた3位争いも袴田選手(国士舘)、沢田選手(びわこスポーツ)の競り合い。
澤田選手が引き離して、3位確定と思われた矢先、残り3周で失格。
袴田選手がこちらも2つマークがつきながらも、何とかゴールした。

 渕瀬選手はその後、4分30秒前後のペースとなり日本記録はならなかったが
日本学生新記録で3連覇を飾った。

 後傾気味で膝が高く出てしまうフォーム、今のままでは膝が甘くなる印象だったが
もうちょっと前傾になって、膝が前へ出るようになれば、まだまだ伸びる選手だ。


【男子10000mW】
 雨の影響で15分遅れてのスタート。
こちらも世界陸上代表に内定した森岡選手(順大)の3連覇はほぼ濃厚。
森岡選手はこちらの期待に応えて?か
スタート直後から記録を狙って飛び出した。

 大会記録(39分59秒)そして日本記録(39分27秒)も視野に入れて
いい感じでスタートした。最初の1000mを3分57秒、
5000Mも19分台で通過して記録も十分狙えるペース。

 後ろの2位3位はほぼ確定、その後ろの4位争いの集団は
スタート15分であっさり一人失格、そのあと松尾選手(明治)らが
追いつき混戦になった。

 森岡選手はその後4分台のペースに落ち、日本記録も大会記録も
難しい状況となった。独歩での優勝となったが記録は残念だった。

 
 男女とも世界陸上代表選手が優勝を飾ったが
彼らに意地でも付く選手が少なく、競り合いの点では物足りなかった。
ほぼ学生陣が中心となっている日本競歩界、
今後が楽しみな選手がこれからも出てくるだろう
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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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