競歩の話題・歴史など書きました
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山形県高畠町で全日本競歩50km高畠大会が開催された。
夏の暑い時期を越え、今年最後の競歩のビックイベント。
大阪世界陸上の最初の選考会として
男女8種目、主に男子50kmが選考会のメインとなった。
この大会は1991年、根上で開催されていたの全日本競歩を
移管して第1回大会が行なわれた(当時、根上が2回行なわれていた)。
1992年に山形新幹線が開通し、比較的東京からでも近い場所で行なわれている。
写真左:霧の中男子50kmスタート
写真中央:高校男子10kmスタート
写真右:エキサイティングな展開となった男子50km表彰式(左2位明石、中央1位山崎)
私も3年ぶりに選手として出場(20km)。
やはりここ数年の練習不足は厳しく、
自己記録から20分以上も遅れた(結果は自己ワースト)。
それでも久々の”現場”復帰とあって、競技しているときは楽しい。
来年雪辱を晴らしたい。
さて、私が初めて出場したのが96年大会。
それ以来選手、スタッフとして10年目を迎えた。
当時は中央公園をスタートゴールとしたコースだった(1週2km)。
起伏が激しく、牛小屋の横を通ったり
のどかなコースであったが、私はこのコースの方が好きだった。
アップダウンがあって非常に飽きないレイアウト。
長く出場している選手はこのコースが得意だった選手も多い。
現在のコースになったのは2003年大会からである。
私はゴール後はさっそく取材班化した。
女子20kmは坂倉選手が日本記録まで@24秒に迫る好タイムをマークした。
男子20kmはインカレ、国体を制した森岡選手がスパートし
勝負ありと思われたが残り2km手前で失速、
谷内選手が逆転で優勝を飾った。
朝8時~10時ごろは気温8度。序盤はほとんど気温が上がらず、
選手の動きにも精細を欠いていた感がある(私も)。
その中でもエキサイティングなレースだったのが男子50km。
スタートから日本記録保持者の山崎選手が日本記録更新を狙って飛び出す。
最初の5kmを22分40秒前後で通過。
一時は2位に200m以上の大差を付け、日本記録更新かと思われたが
気温8度の寒さで動きが鈍り始めた後半
それまで2位に付けていた、昨年の世界陸上代表明石選手が追い上げてきた。
そして35km地点で併歩となった。
その後、山崎選手がスパートしそのまま逃げ切った。
ただし、序盤は日本記録ペースで行きながら
結局中盤のペースダウンが響いて日本記録から10分以上遅れた。
山崎選手の独壇場となるかと思われたレースを盛り上げた
明石選手のエキサイティングなレース運びに
今後の期待を感じた。
また、この大会は運営面で問題を感じた。
これは今年に限ったものではないのだが
例えば、私も周回を一周早くゴールさせられるところだった。
自分でチェックしてたので、アピールして通過した。
自分のレース後はスタートゴール地点で取材をしていたが
多くの選手が周回が違っていたように思えた。
他にもタイムオーバの選手の扱いがあいまいであったり。
さらに、記録の面でも女子20kmの記録を間違えて発表したり、
これこそ最大の失態と思われるのが
プログラムに記載されていた男子50kmの日本記録が
前日本記録のタイムがかかれてあったのだ(3.47.54)。
しかもレース中も訂正することなく、そのまま読み上げており、
記録保持者の山崎選手にも失礼だし
周り気づいてる役員が教えてあげないといけないはずだ。
普通競歩のロードのレースの場合、
例えば50kmで10km、20km、30kmなど途中計時で出した記録も
ゴールすれば公認記録として扱われる。
私自身も30kmの自己記録は50kmの通過で出したものである。
しかし、計時ミスも多いこの大会は
しばしその対象から外されてしまうことが多い。
そのような状況でもエキサイティングな戦いが続く
大阪の最初の選考会を締めくくった。
各部優勝者
男子50km:山崎勇喜(長谷川体育施設)3.53.52
男子20km:谷内雄亮(佐川急便)1.24.39
女子20km:坂倉良子(登利平AC)1.31.43(大会新)
ジュニア女子10km:桑原志保美(利府高校)53.06
高校男子10km:荒木貴寛(東京実業高校)46.56
高校女子5km:玉山由佳(盛岡南高校)24.29
中学男子3km:大森凌(光野中学)16.55
中学女子3km:宮林侑梨(広徳中学)19.49
やはりここ数年の練習不足は厳しく、
自己記録から20分以上も遅れた(結果は自己ワースト)。
それでも久々の”現場”復帰とあって、競技しているときは楽しい。
来年雪辱を晴らしたい。
さて、私が初めて出場したのが96年大会。
それ以来選手、スタッフとして10年目を迎えた。
当時は中央公園をスタートゴールとしたコースだった(1週2km)。
起伏が激しく、牛小屋の横を通ったり
のどかなコースであったが、私はこのコースの方が好きだった。
アップダウンがあって非常に飽きないレイアウト。
長く出場している選手はこのコースが得意だった選手も多い。
現在のコースになったのは2003年大会からである。
私はゴール後はさっそく取材班化した。
女子20kmは坂倉選手が日本記録まで@24秒に迫る好タイムをマークした。
男子20kmはインカレ、国体を制した森岡選手がスパートし
勝負ありと思われたが残り2km手前で失速、
谷内選手が逆転で優勝を飾った。
朝8時~10時ごろは気温8度。序盤はほとんど気温が上がらず、
選手の動きにも精細を欠いていた感がある(私も)。
その中でもエキサイティングなレースだったのが男子50km。
スタートから日本記録保持者の山崎選手が日本記録更新を狙って飛び出す。
最初の5kmを22分40秒前後で通過。
一時は2位に200m以上の大差を付け、日本記録更新かと思われたが
気温8度の寒さで動きが鈍り始めた後半
それまで2位に付けていた、昨年の世界陸上代表明石選手が追い上げてきた。
そして35km地点で併歩となった。
その後、山崎選手がスパートしそのまま逃げ切った。
ただし、序盤は日本記録ペースで行きながら
結局中盤のペースダウンが響いて日本記録から10分以上遅れた。
山崎選手の独壇場となるかと思われたレースを盛り上げた
明石選手のエキサイティングなレース運びに
今後の期待を感じた。
また、この大会は運営面で問題を感じた。
これは今年に限ったものではないのだが
例えば、私も周回を一周早くゴールさせられるところだった。
自分でチェックしてたので、アピールして通過した。
自分のレース後はスタートゴール地点で取材をしていたが
多くの選手が周回が違っていたように思えた。
他にもタイムオーバの選手の扱いがあいまいであったり。
さらに、記録の面でも女子20kmの記録を間違えて発表したり、
これこそ最大の失態と思われるのが
プログラムに記載されていた男子50kmの日本記録が
前日本記録のタイムがかかれてあったのだ(3.47.54)。
しかもレース中も訂正することなく、そのまま読み上げており、
記録保持者の山崎選手にも失礼だし
周り気づいてる役員が教えてあげないといけないはずだ。
普通競歩のロードのレースの場合、
例えば50kmで10km、20km、30kmなど途中計時で出した記録も
ゴールすれば公認記録として扱われる。
私自身も30kmの自己記録は50kmの通過で出したものである。
しかし、計時ミスも多いこの大会は
しばしその対象から外されてしまうことが多い。
そのような状況でもエキサイティングな戦いが続く
大阪の最初の選考会を締めくくった。
各部優勝者
男子50km:山崎勇喜(長谷川体育施設)3.53.52
男子20km:谷内雄亮(佐川急便)1.24.39
女子20km:坂倉良子(登利平AC)1.31.43(大会新)
ジュニア女子10km:桑原志保美(利府高校)53.06
高校男子10km:荒木貴寛(東京実業高校)46.56
高校女子5km:玉山由佳(盛岡南高校)24.29
中学男子3km:大森凌(光野中学)16.55
中学女子3km:宮林侑梨(広徳中学)19.49
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競技暦11年
国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。
内容は私個人の見解を書いています。
日本競歩界の見解ではありません。
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