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競歩の話題・歴史など書きました
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 先週、兵庫国体が行なわれた。
陸上競技は10/6(金)~10(火)までユニバー競技場で実施。
競歩競技は男女2種目ずつ計4種目行なわれた。

 すでに結果は陸マガ、陸上競技に掲載されているので
上位3名のみ掲載する。



・少年女子B 3000m競歩(10/7)
1 谷本 佳代  石川 鶴来高 14分34秒56 大会新
2 淺田 千安芸 福岡 八女工高 14分44秒96
3 光田 理子   愛知 津島北高 14分45秒41

・少年男子共通 5000m競歩(10/8)
1 足澤 徳人 青森 青森山田高 21分51秒23
2 山口 大輔 長崎 佐世保北高 21分51秒96
3 長岩 大樹 秋田 秋田工高 21分52秒67

・成年男子 10000m競歩(10/9)
1 森岡 紘一朗   長崎 順大 41分 5秒68
2 谷内 雄亮    石川 佐川急便 41分21秒32
3 明石 顕     東京 ALSOK 41分50秒39

・成年女子 10000m競歩(10/9)
1 坂倉 良子    群馬 登利平AC 45分 6秒82 大会新
2 大利 久美    東京 日女体大 45分12秒93 学生新
3 小西 祥子    大阪 大阪茗友ク 45分12秒94

 
 大会新が2種目、学生新が1種目となかなかの盛況ぶりだった。
女子の大利選手は低迷していた女子学生陣に期待を持たせた。

 少年男子はラストの競り合いで、上位2人が失格する波乱があった。
前も書いたが、ラストの競り合いは世界のトップでも
歩系の崩れが起こる。ジュニアの選手の場合、あえて擁護はしない。
なってしまった以上は、ラストの動きのという課題を
技術を磨いてもらいたいものだ。

 そして、他の選手も、競歩は何が起きるかわからないため
最後まで集中するすることを学んだだろうか
競歩は「諦め」が勿体無い結果を生むこともある。


 以前の国体は同じ種目が3種目までという規定?があった記憶がある。
実際、92年か93年成年女子5000m競歩が加わる際、
成年男子10000m競歩が削られた。
何度か成年男子の復活も求められたが、
女子の普及、そして何よりインターハイに競歩が無い時代だったため
国体から高校生の競歩がなくなったら・・・という懸念から
10年以上同じ種目で行なわれてきた。

 昨年、13年ぶりに成年男子が復活して、
その代わりなのか少女共通女子が少女Bとなった。
共通が4種目はダメなのかもしれない。

 ふと気づいたのだが、成年男子は昨年の記録が大会記録となっていた。
復活となると、以前の記録は抹消となるのだろうか?
ちなみに、削除前の大会記録は
89年石川国体で酒井浩文選手(長野)がマークした39分43秒05(前日本記録)である。
過去に少年Aか共通の男子5000m競歩で、前年のマークされた大会記録が
翌年は抹消されていたことがあった。



 さて国体も終わり、今シーズン競歩関係の大きな大会は
11/5(日)の高畠競歩を残すのみとなった。
大阪世界陸上の最初の選考会となるわけだが
20kmは来年の6月まで選考会があるため
今大会は本当に参考程度だろう。
逆に50kmは高畠と来年の輪島だけが選考対象となる。
50kmの選手は記録と内容が求められる。

 20kmに関しては来年3月の根上、そして6月の長居競技場で行なわれる
日本選手権がもっとも重要なレースとなるか。
6月はトラックフィールド種目全体の日本選手権の中で
実際の世界陸上コースを使用して行なわれる模様。


 

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プロフィール
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rawk
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IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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