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競歩の話題・歴史など書きました
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男子10kmW
女子10kmW

 昨日、横浜・日産スタジアムで開催中の関東学生陸上を観戦した。
もちろん競歩種目が行なわれるためである。
9:40男子1部・2部10kmW
9:50女子10kmW

 このスタジアムに来たのは98年関東インカレ以来となる。
2002年ワールドカップサッカー決勝が行なわれたスタジアムも
このときはちょうど完成したばかりのオープニングゲーム。
当時は「横浜国際競技場」の名称だった。

 スタジアムもさることながら、最寄駅の小机駅の変貌ぶりにも
驚かされた。98年当時はこじんまりとした小さな駅だったのが
スタジアムのために整備され、立派な駅舎となっている。

 さて、これまでトラックで実施されていた競歩種目が
今大会はロード開催となった。

 

 コースはスタジアムの席の下の下、
地下フロアと言ったほうがよいだろうか?
スタジアムを取り囲む、おそらくジョギングコースと思われる、
一周950mのコースを10週してスタジアムに入ってくるレイアウト。
私自身、競技場ゴールのレース経験がないので
このレイアウトは非常に羨ましい。
国際大会並みの雰囲気を味わえるのではないだろうか。

 ただ聞いた話のよるとコースが正式に決まったのは
数日前だったという。大会自体は13日から始まっている。
運営にもやや疑問を感じるところだ。
私自身もどこで実施かはまったく把握していなかった。

 そのため、スタート20分前に到着したがなんの目印もなかったので
コースに辿り着いたのは男子スタート10分後くらいであった。

 レースを振り返る。

 【男子1部・2部】
 スタート直後は見ることができなかったが、
大集団で来たところを見ると、スローペースだったようだ。
先頭には森岡(順大)、高橋(東洋大)といった普段のレースでも
上位にくる選手らの顔が見える。
前半から中盤にかけてほとんど崩れることなく進むが
終盤にかけてサバイバルレースとなる。

 ラスト2週から森岡選手が4分/kmを切るペースに上げると勝負あり。
国際経験もある森岡選手が貫禄を見せつけたレースだが
終わってみると20秒程度の差であった。
4人の2位争いがスタジアム内で展開されていたこともあるが
将来のある選手であるので注文も多くなる。

 2部は春木選手(東大大学院)が優勝した。
2部でありながら、全日本大会で上位に入っている選手も出場していた。
しかし、レースは早い段階で集団から送れてしまい、
「2部」のレースになってしまった。
1部と合同である以上、1部も食っていける選手を目指して頂きたい。
過去には2部でありながら1部のトップと競り合った例もある。

 【女子】
 男子が集団で進んだのに対し、女子は大利選手(日女体大)の独壇場となった。
2週目から抜け出すと完全な一人旅。昨年に続き2連覇となった。
歩幅の広いフォームは将来性を感じる。
今回46分台の優勝タイムだったが、最近は20kmでも力をつけている。
関西の渕瀬選手(龍谷大)が輪島で好タイムをマークしたが
男子に比べるとやや層の薄い女子競歩。
学生も力をつけて欲しいと願う。




この日は暑さと湿気の中行なわれた。
しかしコースは日陰なので日差しは皆無と言ってよい。
また、男子のタイムは平凡だが、上位の面々を見ると、
インカレ、全日本競歩で上位に入ってる選手が
そのまま順位に現れている。
暑さではなく普段の練習がどうかで、実力が現れるそれが競歩です。

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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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