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競歩の話題・歴史など書きました
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森岡選手 渕瀬選手

 横浜・日産スタジアムで開催中の日本学生陸上を観戦した。
関東インカレから1ヶ月も経たないうちに日本インカレとなった。
10:00 男子10km競歩
10:07 女子10km競歩

 

 

 コースは先月の関東インカレと同様、スタジアム外周?ジョギングコース
1周950mの周回コースを経てスタジアム内に戻る。
先月の大会では距離の感覚が分かりにくかったという選手の要望に応えてか、所々に距離ボードが置かれていた。
選手にも観衆にも非常にわかりやすい。

 あいにくの雨だったがコースはスタジアムの屋根があるので入り込まない。
雨の影響はまったくない。あえていえば、暗くて私の写真が
うまく写真が撮れなかったことくらい。
今回掲載した写真(左森岡選手、右渕瀬選手)以外まともに撮れたものがない。


 そんな涼しいコンディシションもあって、男子は入りの1km4分を切る速いペースで展開された。
先頭には明治の松尾選手と順大の森岡選手が引っ張る。
速いペースとはいえど、集団で進んだことは大変良いこと。
森岡選手の独歩では不甲斐ないからである。

 その後、いったんペースが落ちて集団となった。
終盤に入ると森岡選手と山梨学院の1年生藤澤選手が抜け出す。
ここから森岡選手がスパートするとあっさり独歩体制を築いた。
藤澤選手は集団に吸収された。

 森岡選手は結局2位に1分近くの差をつけて貫禄の2連覇(41.01)。
2位に児島選手(東海)、3位に高橋選手(東洋)と続いた。


 女子は昨年の覇者渕瀬選手(龍谷)、関東インカレ優勝大利選手(日女)、
そして東北学生優勝の鈴木選手(東北福祉)らを先頭に展開。
男子が接戦になったのに対し、中盤で鈴木選手、大利選手が遅れ
早い段階で渕瀬選手の独歩体制が築かれた。

 4月の輪島20kmで1時間33分台の学生記録をマークした渕瀬選手。
20kmが定着したため10kmのレースは少なくなっているが
学生記録に30秒差に迫った(45.14)。
2位には鈴木選手、3位に大利選手が入った。

 男子と異なり女子は関東以外の学生選手の活躍が目立った。
関東学生の選手の入賞は3位と8位のみ。
各地域での選手育成が積極的に行なわれていることが現れている。
競歩に限らず、800mでは佐賀大学の選手が優勝するなど
関東に選手が集中するというかつてに傾向が分散されてきているようだ。


 男女とも貫禄の優勝となったが、森岡選手3年、渕瀬選手2年、
ともに来年の大会も参加資格を持つ。
他の選手レベルアップとともにもうちょっと接戦のレースを今後は期待していきたい。
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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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