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競歩の話題・歴史など書きました
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 サッカーワールドカップもいよいよ決勝を残すのみ。
世界100億人が見ているというテレビ中継、
日本でもNHKBSが全試合を放送している。

 私は自転車ロードレースの最高峰ツールドフランスの中継を見ている。
日本では、以前某民放にてハイライト的な放送が行なわれていたが
昨年からこの番組が無くなり、CS放送のみとなった。
私はCSは契約していないので、どうしてるかというと
ヨーロッパのネット中継を探して見ている。
どこの国でも自国以外のアクセスを禁止しているところも多く
なかなか観れなかったのだが、ルクセンブルグの放送局のライブ中継が観れたので
初日からずっと観ている。

 さて、以前と違い競技中継も進歩し普通のTV放送だけでなく
衛星放送、ネット放送が誕生し観戦する幅が広がった。
では競歩はというと日本では非常に厳しい状態にある。

 そのあたりをいろいろ書いてみたい。
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 昨年の秋、とある競歩講習会を取材した。
いくつかのグループに分かれて行なわれていた中で
一人の講師が「みんな肩が硬くないか」と私と話していた。
確かに、何人かの選手は初心者だったのでぎこちないのかと思って見ていたが
普通の動作でも硬さが見られた。

 


 旧ソビエト連邦。世界一の領土面積を誇り、共産圏諸国の主軸として
冷戦時代、絶大な権力を維持した。そして、国家を挙げた支援体制による
スポーツ大国としてのイメージが強い国である。

 1992年の崩壊まで、オリンピックでは対アメリカとのメダル数争い、
また、バレーボールや体操など日本との関わりも大きい。
これは私の考えであるが、同じ共産圏だった東ドイツがドーピング問題で
批判がある一方、旧ソ連ではあまり聞かない。
むしろ、数多くの選手を産み出した強化体制への評価が高く
「伝統」となって各独立したソ連諸国に引き継がれているように思える。

 その旧ソ連黎明期に男子20km競歩で2度金メダルに輝いた
ウラジミール・ゴルブニッツを取り上げる。

 今シーズン、50kmで山崎選手が3時間43分台の日本記録をマークした。
このタイムは今後に期待を寄せるに十分である。

 最近の世界大会、50kmの優勝タイムは3時間40分を切るレースが続いている。
しかし、8位入賞となると3時間48~50分前後。
世界のトップも常に自己新を出すわけではない。
コンディションによって変化があるので3~4分の違いは普通である。
ということは山崎選手が例え3~4分悪いタイムでも入賞圏内に入る。
今後に期待を寄せる理由だ。

 さて、日本全体に目をやると非常に厳しい現状となっているのである。

森岡選手 渕瀬選手

 横浜・日産スタジアムで開催中の日本学生陸上を観戦した。
関東インカレから1ヶ月も経たないうちに日本インカレとなった。
10:00 男子10km競歩
10:07 女子10km競歩

 

 

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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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