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競歩の話題・歴史など書きました
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 新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 今年は大阪世界陸上と日本の陸上界にとって
ビックイベントが控えています。
このブログがその中の競歩について皆様の
豆知識になれば幸いです。


 そんな競歩界は元旦初日からレース。
今年で55回を向かえた元旦競歩を取り上げる。

 実は元旦競歩は、東京の他に名古屋でも毎年開催されている。
私が関わっているのが東京のため、東京大会の模様を書くこととする。

 
 元旦競歩は、神宮外苑絵画館、つまり国立競技場の横にある
絵画館の周りの周回コースで行われている。
車道ではなく歩道1周1325mのコースレイアウトだ。
 ちなみにこの車道側は1964年東京オリンピックの際
男子20km競歩のコースとして使われた(50kmは甲州街道折り返し)。

 毎年、サッカー天皇杯決勝の時刻の前に行なわれるため、
人通りの多いコースではあるが、これは出場選手がが多かろうと
少なかろうとあまり変わらないと思われる。

 
 今年の大会は非常に暖かく、記録の出やすいコンディションであった。
ここ2年ほどは前日に雪が降ったり、曇り空で冷え込んだりと
大変きつい条件であったが、今年は非常に歩きやすかった。

 レースの方は男子20km、女子10km、
高校男子10km、高校女子5km、50歳以上男子5kmの5部門の争い。

 全部見れなかったので、私の主観のみとなってしまうが
男子20kmは今月末の日本選手権(神戸)で男子が実施されないことから
日本のトップ選手もエントリーしてきた。
明石顕選手(ALSOK)、藤野原稔人選手(三水テクノ)、谷内雄亮(佐川急便)ら。
前半から早いペースで展開し、最後は明石選手が持ち前の
スパート力を見せ付け3位までに3秒差の接戦を制した。
彼にとっては大幅自己新である。

 女子10kmでは久々に女子の45分台の好レースが展開され、
1位大利選手(日女体大)、2位袴田選手(国士大)の2名が
45分台をマークした。

 その他、高校の部、50歳以上の部でも好レースが展開され
元旦から好記録でスタートした。

 
 今年は世界陸上に向けて、多くのレースが実施される。
元旦競歩のあとは、今月末の日本選手権(神戸)、
3月の根上大会、4月の輪島大会、5月の日本選手権男子(大阪長居)。
この中で特に重要になってくるのは
3月の根上である。

 前回の世界選手権から、標準記録突破が認められるのは
「国際審判員が規定の人数に揃っている大会」という規定が設けられた。
日本でその規定を設けられた大会となるのが
今年は20kmが3月の根上、50kmが4月の輪島の2試合のみ。
根上(20km)、輪島(50km)ともにアジア選手権として実施されるからだ。

 言うなれば、出場するならこのレースで記録を突破できないと
例え参加標準記録を突破していても、選考対象とならないのだ。
この2レースが今年は最重要レースとなる。
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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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