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競歩の話題・歴史など書きました
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新年度がスタートし、それぞれの選手が新たな気持ちでスタートラインに立った。
8月の世界陸上に向けて残り4ヶ月、競歩種目では
ほぼ代表が固まりつつある中、世界でも選手たちがシーズンINした。

 
 国際陸連ではWorld Race Walking Challengeという
自転車競技でいう年間を通したツアーレースがある。
3月のメキシコ大会を皮切りに6月のロシア大会まで
計7大会を実施する。

3/10~11 Naucalpan (メキシコ)
3/24~25 上海(中国)
4/14   Rio Maior (ポルトガル)
5/1    Sesto S. Giovanni (イタリア)
6/2    La Coruna (スペイン)
6/23   Krakow (ポーランド)
9/29   Saransk (ロシア)

 それぞれの大会はこれまでも、グランプリレースとして有名な大会である。
特にLa Coruna 大会は世界陸上、オリンピックの前哨戦として
もっともトップ選手が参加する大会だ。

 すでにメキシコと中国大会が終了しており、
メキシコ大会は暑い中のレースで記録は低調、
中国大会は地元中国勢が数多く出場
50kmでは一人を除いて全員が中国勢。

 中国大会では男子20kmでは昨年のW杯覇者フェルナンデス(スペイン)が優勝。
50kmではアテネ五輪4位の濾が優勝、3位には大ベテランのガルシア(スペイン)が入り
今年も健在振りを見せた。

 日本選手は国内選考会の関係で、なかなか大会に出れない。
しかし、いつの日かこれらの大会も選考対象として
取り扱われるようになれば、より国際大会での活躍が増えてくるだろう。

World Race Walking Challenge公式

World Race Walking Challenge結果


 
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 先週の地震の影響で輪島大会の中止が決まり
50kmのみ開催地変更して行なわれることとなった。

 その輪島におそらく多く来日しているのがメキシコである。
日本とメキシコは競歩で非常に結びつきが強く、
その先駆けは故・斎藤和夫氏。
斎藤氏がメキシコ五輪を目指す中、高地トレーニングとして
選んだのが開催地メキシコであった。
そのあと、50kmの日本記録やメキシコ五輪17位など好成績を収め
その経験をもとに斎藤氏は強化委員になってからは
強くメキシコ合宿を推奨。80年代から90年代にかけて
多くの日本選手がメキシコへ渡り、数多くの成果を収める。

 現地の選手ともにトレーニングにあたり、
非常に関係は親密になり、今回取り上げるカルロスメルセナリオや
ホエル・サンチェス(シドニー五輪50km2位)、
ノエ・エルナンデス(シドニー五輪20km2位)、
98年には前年世界陸上20kmの優勝のダニエル・ガルシアを招待に成功。
世界記録を公言し、5km19分30秒で入るなど世界のスピードを見せつけた。

 その中で最も親日家として、関係の深かった
92年バルセロナ五輪50km2位のカルロス・メルセナリオにスポットを当てる。

 本来であれば、「偉人伝」の日ですが
予定を変更して、今朝発生した地震について書きたいと思います。
偉人伝は次週投稿いたします。


 さて、今朝9時42分能登沖を震源とする、震度6の地震が
北陸地方を中心に襲った。
私はテレビのニュース速報で事態を知った。

 真っ先に、石川県根上で開催中の「全日本競歩根上大会」を心配した。
発生した時間帯はレースの真っ最中。
しかし、聞いたところ選手は集中していたのか
揺れには気づかなかったようである。
そんな中で、女子では川崎選手が1時間28分台の日本新、
男子では谷井選手が日本選手では3年ぶりのとなる1時間21分台。
アジアレースを兼ねて国際審判員もジャッジをする中、盛況に終わった。


 最も心配するのが、震度6を記録した輪島市である。
ご存知のとおり、4月に日本選手権50km競歩が開催される。
ニュースでは市内の模様が繰り返し報道され、
おそらく何度か、コース近辺が映し出されていたはずである。
崩れた家々、さらには交通手段の少ないこの地域にとって
能登有料道路が寸断されたのは地域住民にとっても
輪島を控える選手にも痛い。

 私も何年も行っていないが、かつてお世話になった民宿の方々が
大変心配である。

 
 陸連の鈴木強化部長は場合によっては、
代替開催地を探すことも検討するという。
すでに1ヶ月を切っており、早急な決定が求められる。
日本国内だけでなく、50kmはアジア選手権も兼ねるため
各国選手、国際審判員も来日する。


 思い起こせば、95年1月の阪神淡路大震災のときも
4日後に神戸大会が控えていた。
このときは2月に千葉で代替開催となっている。
(翌年の神戸の大会は行なわれた)

 
 今後の公式発表を待ちたいところだ。


 世界選手権の選考会も残りわずか
来週根上で行われる大会で、ほぼ20kmが出揃うことになる。

 陸マガなどで、標準記録突破者のリストが出ているのだが
お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、
競歩に限って、本来なら突破している選手全員が
載っていないことに気づいているだろう。

 例えば昨年の高畠50kmで2位に入った明石選手。
彼は元旦でも20kmでも標準記録を突破していたにも
関わらず載っていない。

 実は、世界選手権の標準記録が認められる大会というのが
国際陸連で設定されており、国際審判員がジャッジをした大会のみという
規定があるのだ。これは競歩の改革の1つとして組み込まれたもの。

 ヨーロッパ選手権やアジア大会、ワールドカップはもちろんであるが
各国の国内選手権など(認められない場合もある)。
そして、日本では来週の根上は20kmがアジアレースという形で実施され
国際審判を招聘するため公認記録となる。
また、輪島では50kmのみが対象レースとされる。

 1月の神戸が公認されるのかは不明だが
5月の長居でのレースは参考程度ではないかと思われる。
このあたり、トップ選手は把握しているのだが
知らない選手や周りの方々にとっては
特定の大会で記録を出さなければ、
たとえ好記録を出しても代表になれないという事態が発生する。

 この辺はここを読んでいただいた方も、把握しておくとよいであろう。

 日本での競歩の主要大会は地方で行なわれるのがほとんどで、
都市圏で行なわれるのは、1月の元旦競歩(東京)、日本選手権(神戸)くらい。
さながら旅である。

 私が初めて主要大会へ出場したのは輪島である。
当時は輪島までの直通電車もあって、とくに和倉温泉を過ぎてからは
眺めのよい光景が記憶に残っている。

 神戸、輪島、根上、高畠、最近は北上や名古屋もあったり
選手にとっては大変な移動である。
さすがに役員の中にも、場所のよっては交通手段の厳しいものもあったりするので
都市圏での開催を求める人もいる。
実際、地方の高校生などに聞くと、東京や大阪に行ってみたいという意見もあるのだ。

 とはいっても、50kmなど長時間交通規制を行なうとなると
やはり難しいところはあるようだ。
世界的にも地方で行なわれるケースは多いようだ。

 そんな移動ばかりでも、集中して結果を出すのが選手である。

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プロフィール
HN:
rawk
性別:
男性
職業:
IT業
趣味:
競歩
自己紹介:
競技暦11年

国際大会、歴史などさまざまな話題を時には楽しく、時には辛口に週一ペースで書いていく予定です。

内容は私個人の見解を書いています。

日本競歩界の見解ではありません。
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